岡山県の制御盤企業は?そもそも制御盤とは何かについても解説!
岡山県は瀬戸内海に面した県で、人口72万人を誇る政令指定都市の岡山市を中心として多くの企業が点在しています。製造業も盛んで、制御盤製造を行う企業も少なくありません。今回は制御盤製造を行う岡山県の企業を紹介し、制御盤とは何かについても解説します。
岡山県の制御盤メーカーはどんなところにある?
岡山県の制御盤製造企業は、はいでんばん、電力制御装置製造企業というデータで、どのようなところに点在しているか分かります。やはり岡山県の県庁所在地である岡山市に多く存在しており、特に南区、北区に集中しています。次点は岡山県でも特に工業が盛んな倉敷市にあります。倉敷市は、制御盤に関わらず様々な産業が活発なので、順当といえるでしょう。それ以外は総社市、井原市、そして意外なところでは里庄町があります。ただ、里庄町は広島県福山市と倉敷市という両工業都市にはさまれた立地から、工業が盛んなので、これも順当といえるでしょう。
制御盤とは何か?
制御盤とは一言で言えば電気機器を制御する装置を入れた箱の形状をしたものです。様々な装置をコントロールするための装置であり、身近なものだとエレベーターなどのコントロールをするような装置です。かなり大規模なものも多いので制御盤を専門に製造や設計を行っている企業もあります。
制御盤が作られるまでの流れ
制御盤は大量生産して、通販で気軽に購入という装置ではなく、制御する対象によって設計を個別に行う必要があります。まず、制御盤の使用目的のヒアリングやどのような機器に対して制御盤を使用するのかといった打ちあわせを行います。そのうえで現地調査を行って、制作仕様書を作成します。次に実際の制御盤に対して設計や制作を行っていきます。機器を収納する盤(箱のこと)や取り付け位置のレイアウトなどを検討しながら設計図を作成するステップです。設計図が完成したらそれをもとに制作し、完成させます。そのうえで現地へ持って行って試運転や調整を行い、本格的に取り付けを実施すれば制御盤の納品が完了です。