訪問介護を受けるために

千葉市にて訪問介護を受ける際、条件としては65歳以上で要介護認定を受けた人が挙げられます。また特定疾病等の認定を受けた人なら、40歳～64歳も対象となります。特定疾病とは、年齢が原因で引き起こされる病気のこと。
とはいえ40代・50代は世間的にまだまだ若く、働き盛りそのもの。年齢が原因となる病気が発生するというのは、考えづらいものがあるでしょう。ただ統計的に見て40代や50代で発症する病気があるのも、また事実。医学的観点から年齢と関係があると判断されると「特定疾病」に認定。訪問介護も受けられるようになるでしょう。

若年層の利用はどうなっている？

しかし病気で苦しんでいるのは、40歳以上の方だけではありません。30代や20代の方、10代でありながら重い病気と戦っている方も少なくないのです。年齢だけで訪問介護の利用ができなくなるというのは、あまりにも酷い話。
そこで目をつけたいのが、居宅介護です。居宅介護も訪問介護も、基本的なサービス内容はほとんど変わりません。違うのは関わっている法律です。訪問介護は「介護保険法」で定められたサービスになるため、若く見積もっても40歳以上が対象になります。一方で居宅介護の場合は「障害者総合支援法」で定められているので、年齢関係なく介護が必要な人が対象となります。

事故が原因で介護が必要になったら？

注意しておきたいのは、事故についてです。病気が理由で生活が難しくなったというのなら、何の問題もなく訪問介護は受けられます。
しかし生活が難しくなった原因が事故にあるのなら、話は変わります。40歳～64歳の方で事故が原因で障害を負った場合、介護保険適用の対象外となるからです。受けられるサービスは訪問介護ではなく、居宅介護となるでしょう。

年齢だけじゃない条件について

なお、訪問介護は誰でも利用できるわけではございません。要支援1か2の認定であれば、介護予防訪問介護の利用となるでしょう。また医師の判断も欠かせません。体のことになるので、万が一の事態が起きたら大変では済まされなくなります。
24時間目が離せないほどの症状を持っているのならば、利用するのは「重度訪問介護」になるでしょう。