カビの弱点と繁殖条件

カビの弱点と繁殖条件

カビってせっかく綺麗に除去しても、放っておくとすぐに繁殖してしまいますよね。

カビが繁殖する条件と弱点を知っておくと、常に清潔な状態を保てます。

カビの弱点と繁殖条件を理解して、自宅のカビ対策に取り組んでみましょう。

カビが繁殖する3つの条件

お風呂のカビが発生する時に揃っている3つの条件は、水分・温度・栄養分です。

カビは普段胞子の形で大気中を浮遊していて、浴室の壁や床など水滴がある部分に付着します。

胞子は室温20~30度で出芽し、壁などに残ったせっけんかすや体の皮脂汚れなどを栄養分にして成長するのです。

カビの繁殖を防ぐ為には、水分・温度・栄養分の3つの条件のどれかを断つ必要があります。

■水分
浴室乾燥機や換気扇で除湿し、水分を減らす。

■温度
壁に水をかけて温度を下げる。

■栄養分
せっけんかすなどの栄養分を洗い流す。

この3つの条件に当てはまりやすいのが、浴室や洗面所などの水まわり、窓辺などです。

カビは熱に弱く目に見えない

カビの繁殖防止には、定期的にカビを死滅させるのが効果的です。

天井のカビの場合、アルコールを染み込ませた布で拭くだけでもカビの繁殖を予防できます。

カビは比較的熱に弱いので、カビの種類によりますが水につけた状態で60度で5分ほど加熱すると、カビ菌は10分の1程度に減ります。

お風呂場の場合、熱いお湯でカビを死滅させる方法もあります。

熱いお湯を使ってカビを死滅させたい時には、自分に熱いお湯がかからないようにシャワーを使用するのがおすすめです。

入浴後にシャワーで、50度程度のお湯を壁や床などに5秒間かけるだけでも効果があります。

カビはかなり成長した段階でないと、人間の目に見えるようになりません。

しかしカビを目で確認できるようになってからでは、すでに浴室全体にカビが増え始めてしまっています。

カビが見えていない段階でも、毎日カビ対策やお手入れを行っておくことが大切です。

まとめ

カビって目に見えないからこそ、十分に成長してから掃除するようになってしまうんですよね。

でもしっかり繁殖してしまった後の頑固な黒カビは、掃除するのにも時間と労力がかかってしまいます。

またカビが一度発生した場所は繰り返し発生しやすいので、掃除後に水気を残さないように水分を綺麗に拭き取っておかなければいけません。

思い切ってカビ取り掃除に取り組んだら、次からカビが再発しないように継続して除菌を行うようにしましょう。

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