蒲田は東京の南部、大田区になる繁華街エリアとその周辺を指します。古くから多くの人々でにぎわうエリアであり、さまざまなサービスが提供されています。そのサービスの一つが温泉や銭湯といった入浴施設です。今回は、そんな蒲田の温泉や銭湯について解説しましょう。

蒲田は温泉が出る銭湯が多い！

蒲田は東京の中心部から近いものの、天然温泉が出ることで知られています。そのため、一般的に通常のお湯を使うことが多い銭湯でも温泉水を使用しているところが珍しくありません。特に黒湯が有名で、初めて見た人が、その黒さにビックリするというケースも多く見られます。この黒湯はお湯が汚れているのではなく、お湯に含まれる「フミン酸」によるものとされています。 フミン酸は、土壌の中の動植物が長い時間をかけて分解・発酵された泥炭（モール）状の地層に含まれる物質で、これが溶けだして真っ黒なお湯になるのです。手をつけると指先が見えなくなるくらい黒いところもあるので、一度仕事帰りに蒲田の温泉を使った銭湯を利用し、その黒さを体験してみましょう。

温泉と一緒に楽しめるユニークなお湯

温泉水を使用した、いわゆるスーパー銭湯では温泉と一緒に楽しめるユニークなお湯があります。まず、超音波温泉は、その振動で体の奥底まで温めてくれます。刺激が少なく比較的入りやすいものも少なくありません。温泉水を使っているので、より効果的といえるでしょう。電気風呂も見られます。文字通り微弱な電気を流すことで肩のコリなどを和らげる効果が期待できますが、人によっては刺激的に感じるかもしれません。このほか、温泉成分にプラスしてゆずなどをいれるところもあるので一度試してみましょう。

温泉の楽しみ！温泉飯！

温泉に行ったら、もう一つ楽しみなのが食事、温泉を直接使うという料理は少ないものの、各温泉とも様々な工夫がこらされています。日帰り温泉でも定番の食事メニューのほか、看板メニューのようなもの、たとえば大盛りの麺類や地酒などを出すところも少なくありません。温泉宿であれば板前さんが手掛けるこだわりの料理も注目です。このように食事も温泉の楽しみなのが、実は温泉の魅力になっていたりもするのです。