段ボールとは

私たちの日常で、いろんな商品の梱包に使われている段ボール。軽いのにとても丈夫な段ボールは、どのようにして作られているのでしょうか？

その強さの秘密は、段ボールの基本構造に隠されています。
段ボールは三枚の紙を張り合わせて作られていますが、実は中しんとして、ウェーブになった波型の原紙をサンドイッチすることで、とても頑丈な段ボールができあがります。

具体的な製造の流れは、
①最初に製紙工場で、段ボールの原材料になる「段ボール原紙」をつくります。
②次に段ボール原紙を段ボール工場に運びます。3枚の段ボール原紙を張り合わせる貼合工程で、波型の中しんをサンドイッチした丈夫な「段ボールシート」をつくります。
③段ボールシートに印刷や切れ目を入れる製箱工程を経て、段ボール箱が完成します。

このようにして、梱包する商品のサイズや種類などに合わせていろいろな段ボールが作られています。
また耐水性や防湿性、保温性に優れたものや、抗菌作用を持たせたものなど、ニーズに応じて日々、どんどん進化しています。

また、段ボールの大きな特徴の一つに、「ゴミにならない」と言うこともあげられます。
段ボールはそのほとんどがリサイクルできるエコな素材で、その95％以上が回収されています。さらに90％以上が、段ボールのもととなる「段ボール原紙」として、再び生まれ変わります。私たちの身の回りにあるさまざまな段ボールは、何度も段ボールとして生まれ変わっているのです。

茨城の段ボール製造の求人は？

茨城の段ボール製造の求人は、学歴不問、経験や資格がなくても応募できるものが多くみられます。具体的な仕事内容は、段ボールを機械に入れてボタンで操作したり、出来上がった段ボールの検査、また出荷用に梱包したり、といったものになります。なかには、社宅が完備された会社や、勤務時間が交代制のところなどもあります。求人内容をよく吟味してみるのが良さそうです。