廿日市市は広島県の西部にある都市で厳島でも有名なところです。ここでは市民が生活の質を高めながら健康寿命を延ばし、こころ豊かな生活を送ることを目的に介護が必要な人に対して訪問介護を行っています。そして、今も多くの介護スタッフが利用者の生活の質を高めるために活動をしています。今回は、生活の質を高める廿日市の訪問介護について解説しましょう。

廿日市市の訪問介護への試み

廿日市市では、サービスの改善や質の向上を目指し、訪問介護の事業所などが提供するサービスの評価を行っています。これは事業所自体が自己評価基準をもとにして評価を行ったものをチェックし、外部評価機関が客観的な評価を行うことで訪問介護の質やサービス改善箇所をみつけます。さらに訪問介護事業所の試みとしては多職種との連携を図ることで、利用者の生活の質をより高めることも行っているのです。特に医療的なケアを得意とする訪問看護との連携を高めるために同じ事業所内で訪問介護と訪問看護を併設しているケースも少なくありません。もちろん入浴介助など様々な形でもう本介護を行っています。また、近隣の広島市の訪問介護事業所とも交流や連携を図り、廿日市市の人々の生活の室を高めているのも特徴です。

訪問介護の対象利用者は？

訪問介護は全員が利用できるわけではありません。基本的に自分や家族だけで日常生活を営むことが難しくなっている要介護者に対して行います。介護を行うスタッフは基本的に介護福祉士や初任者研修を受けたホームヘルパーが行い、入浴や排泄、食事などの介護を行うようになっています。身体介護として入浴、排泄、食事といった介護を行ったり、生活介護といって掃除や洗濯、調理などを行ったりといったサービスを提供しています

夜間に対応した訪問介護

基本的に訪問介護は日中のみのサービスです。しかし、身体介護を中心に夜間対応型訪問介護を提供しているケースも見られます。こういった事業所では夜間に利用者の自宅へ訪問し、身体介護を中心とした介護サービスを提供します。